Glia Computingと日本製鋼所 射出成形機の運転支援となるAI機能「J-WiSe AI Molding Navigator®」を共同開発

株式会社Glia Computing(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田上 啓介、以下 Glia Computing)は株式会社日本製鋼所(本社;東京都品川区、代表取締役;松尾 敏夫 以下日本製鋼所)と射出成形機の運転支援となるAI機能を共同開発し、日本製鋼所はIoTソリューション(ブランド)「J-WiSe®」の新しい製品としてAI(人工知能)機能を利用した「J-WiSe AI Molding Navigator」の販売を開始いたしました。

射出成形機業界においては、循環型社会実現のためにリサイクル材を有効活用する動きが強まっており、製品あたりのリサイクル材の含有量が増えることで、樹脂の粘度変化に起因した成形不良が発生しやすくなることが課題となってきています。

日本製鋼所では、「J-WiSe AI Molding Navigator」にAI機能を利用することにより、成形不良が発生する前、あるいは不良発生後に、射出成形機に接続したAIが良品を成形するための成形条件を提案するシステムを構築し、運転支援が必要な状況における技術者の負担の軽減を図ります。

日本製鋼所では、様々な製品や樹脂材料において、連続生産を想定した環境下での実用性の検証をすでに済ませており、多種多様な製品分野における革新的な生産システムとしてし、提案・販売していくものです。

J-WiSe AI Modeling Navigator

Glia Computingは、製造業における熟練技術者のノウハウを業務に活用できるような取り組みを行ってきており、日本製鋼所との共同開発においても熟練技術者のノウハウを基にAI機能を構築しました。

これからも製造業における熟練技術者のノウハウの伝承・業務への活用を実現すべく、AI技術を利用し貢献していく予定です。

株式会社日本製鋼所について

日本製鋼所は「素材とメカトロニクスの総合企業」です。エネルギー産業向けの素形材・エネルギー事業と、多様な機械製品を扱う産業機械事業を柱に「Material Revolution®」の力で社会課題を解決する産業機械と新素材を開発・実装することにより世界を持続可能で豊かにしてまいります。

株式会社Glia Computingについて

Glia Computingは、多くの企業様からの課題に対し、コンサルテーションからシステム開発の支援まで一気通貫で対応するAIベンチャーです。 LearningBookを利用し、PDF図面から情報を抽出し、活用するSaaSサービスの展開も推進しています。

お問い合わせ先

株式会社日本製鋼所
成形機事業部 市場開発部
市場開発グループ
 TEL:03-5745-2081

株式会社Glia Computing
営業部 嘉瀬正彦(かせ まさひこ)
メール:info@glia-computing.com
電話:03-6825-0632(オフィス)

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